【09年度医薬品等買上調査】
2010年7月22日 (木)
http://www.yakuji.co.jp/entry19980.html
厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課は、2009年度の無承認無許可医薬品等買上調査の結果をまとめた。
それによると、09年度の1年間に、市場で流通する健康食品や違法ドラッグの疑いのある製品を購入し、延べ314製品を分析した結果、延べ19製品から医薬品成分や指定薬物を検出した。強壮用健康食品から、医薬品成分のシルデナフィルや類似化合物が検出された事例が多かった。
09年度は、都道府県が購入した強壮用健康食品164製品(重複を除くと135製品)、痩身用健康食品121製品(95製品)、違法ドラッグ29製品(25製品)を、国立医薬品食品衛生研究所が検査した。
その結果、強壮用15製品(13製品)からは、勃起不全治療剤のシルデナフィルや、シルデナフィル類似化合物のチオキナペリフィル、ノルホンデナフィル、アセチルアシッド、表面麻酔薬のリドカインの5成分を検出した。
管理人の裏ヨミ!
健康食品や違法ドラッグのうち、疑いのあるものを調べてみたら、
314製品中19製品で医薬品成分や指定薬物が検出されたというニュース。
医薬成分のシルデナフィルや類似化合物が含まれていたケースが多かったのだとか。
知っている人も多いとは思うけれども、
念のために説明しておくとシルデナフィルというのは
バイアグラに含まれている勃起不全(ED)に有効な成分の名前です。
このニュースでは違反ということになった健康食品・違法ドラッグには
バイアグラと同じ成分か、それに近い成分が含まれていたということになります。
ここで誤解してほしくないのは、バイアグラ自体は違法ではないということ!
バイアグラはちゃんと日本の公的機関のチェックも経て、
安全性を認められた薬品ですからね。
ではなぜこの記事にあるような健康食品などが問題になっているのか。
それはちゃんとしたチェック機関を経ておらず、
安全性が認められていないからです。
具体的にどんな危険性があるのか。大きく2つ考えられます。
1つはシルデナフィルが含まれていた場合、
その成分量が妥当な範囲に収まっているのか。
バイアグラも薬ですから、正常な範囲から過剰に多い量を摂取すると、
身体に悪影響が表れかねません。
もう1つは、シルデナフィルの類似化合物が含まれていた場合、
その安全性が十分に認められているわけではないということ。
ひょっとしたら臨床試験で安全性が認められているのかもしれませんが、
公的に認められているわけではないので、
服用のリスクにどんなものがあるのか分からないのです。
上記ふたつの危険をぜひ覚えておいてくださいね!
このサイトからのおみやげです(笑)。