新聞が書かないバイアグラ&EDニュースの裏側

わざわざ偽薬を口にするな!

偽造薬の輸入が難しくなった!

ED治療薬バイアグラの特許権の輸入差止申立て受理される
特許侵害品は没収も

2007年6月25日
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2007/2007_06_25.html

ファイザー株式会社は、患者さんの安全を確保することを目的とした取り組みの一環としてED治療薬「バイアグラR錠」(一般名:クエン酸シルデナフィル)を保護する特許権に関し、全国の税関に輸入差止申立てを行い、このほど受理されました。

今回の輸入差止申立ての受理により、バイアグラの特許権を侵害する薬剤は、今後、税関が没収、廃棄することも可能となりました。ファイザーでは、昨年5月に商標権に関する輸入差止申立ても受理されており、今回の特許権と併せて、侵害物品の国内流入を水際で効果的に阻止できることになりました。

輸入差止申立てとは、特許権、商標権、実用新案権、意匠権、著作権、著作隣接権又は育成者権を侵害する貨物等が輸入されようとする場合に、税関が効果的に輸入を差止めるために、特許権者等が、税関長に対し、権利の内容や侵害の事実を疎明する証拠等を提出し、税関で輸入を差止めるよう申し立てる制度です。

安全性が保証されてないED治療薬は水際で阻止阻止!

管理人の裏ヨミ!

このニュースは、バイアグラの有効成分である
クエン酸シルデナフィルに関するファイザーの特許を侵害する薬剤を、
日本に入ってくるところ=税関で没収できるようになった、というもの。

この決定によって生まれるメリットは大きく2つ。

1つはこのプレスリリースの中にも
「患者さんの安全を確保することを目的とした取り組みの一環」と書かれているように、
偽の薬品が日本に入ってくるのを食い止める抑止力が強化されたということ。
海外、特に中国や東南アジアあたりではバイアグラの偽造が横行していますので、
これまで日本にもかなりの数の偽造薬が流れ込んでいたのです。

それが多少なりとも食い止められるようになれば、
日本人が間違って服用して、身体に害が生じることを防ぐことができる。
僕らにとっては、偽造品をつかまされるリスクが減ったわけですから、
歓迎すべき話だと言えるでしょう。

もう1つのメリットはファイザーにとってのメリット。
当たり前のことだけど、偽造品が奪っていたシェアを
ファイザーが取り戻すことができるようになります。

ちょっと余談ですが、製薬会社が1つの薬にかける研究開発費は莫大な額だから。
ただ薬を開発するだけではなく、幾多の臨床試験を経て、
十分に安全性を確保した上で市場に送り出しているわけです。
開発元がある程度は儲からないと、
「このマーケットは魅力がない」と思われ、次の良薬が生まれなくなってしまう。
その意味でも、今回のような決定になったことは歓迎すべきだと個人的には思うわけです。

 
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